2015年2月20日金曜日

短期留学で英語力はのびるのか?

のびない!


いきなり結論を書いてアレだが・・・
今日は日記を書く日ではないが、ちょっと余力があるので書きます。

もう3週間もすると、同時期に来た学生さんたちが結構帰っていきます。
彼らに「どう? 効果ありました?」
って聞くとたいがい
「どーっすかね? あんま変わんないですかね」
「ヒアリングは多少良くなった気がするけど・・・」
「ぜんぜん変わんないっす」
というような答えが返ってきます。

いくらマンツーマンできっちり授業しても
逆に雑談ばかりの授業をしても
たいして伸びを感じられないようです。
※以前に、大学生には雑談中心の教師が人気があると書いたと思います。
 「雑談のほうが喋る機会が多くてためになる」と言っていた学生たちも
 卒業間際に効果の程を聞いてみると・・・上記のような感じです。

そんな彼らも卒業スピーチではメモを見ながら
「これからも英語の勉強を続けていきます」でたいてい締めくくられます。


基本的に留学独自の効果ってのは、元々ある知識を実用レベルに高める訓練の意味合いが非常に強いと思います。
新たに何かを学ぶところではないということです。
とくに海外で文法をやる意味は全く感じられません。
(なので僕はグラマーの授業を他のものに変えました)
唯一、発音だけはその場で、舌の動かし方を含めて指導してくれるので大きな効果が期待できます。

だけどね、発音を治すにせよ実用レベルに高めるにせよ、かなりの英語力がある人じゃないと効果は無い。
逆にトイック700点超えているような人は、リスニングの弱点を克服したり、実務レベルに近づけたり、発音を修正したりと、留学の効果を十分に得ている人が多いです。




今のところの個人的結論からすると
低レベルのバカは留学しても意味なし
文法とボキャブラリーが十分にあって、日常会話レベルがつっかえながらでも出来るレベルの人は効果あり


ただし、フィリピン観光に興味がなく、引っ込み思案で遊び道具を持ってきていない人に限って言えば、強制収容所としては機能するとおもいます。
少なくとも僕みたいなバカは、ただティーチャーに提供されるテキストに乗じた授業を受けても効果は微小だと思います。
じゃあこれからどうするのかというのは、明日書こうと思います。

あ、馬鹿(トイック400点台)でも伸びる人もいるようです。死ぬほど勉強してる人は4ヶ月留学中に700まで載せる人も稀に居るようです。あくまで稀に。


※回線が不安定で、日によってはまったくつながらない日もあります。
今後、土日にもかかわらずアップできない日も出てくると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿